システム開発技術(全121問中56問目)
No.56解説へ
ホワイトボックステストのテストケース作成に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成25年春期 問37
- 入力条件が数値である項目に対して,文字データを設定してテストケースを作成する。
- 入力データと出力データを関係グラフで表現し,その有効な組合せをテストケースとして作成する。
- 人の体重を入力するテストで,上限値を300kg,下限値を500gと設定してテストケースを作成する。
- プログラムの全ての分岐経路を少なくとも1回実行するようにテストケースを作成する。
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解説
ホワイトボックステストは、プログラムやモジュールの単体テストとして実施されるテスト手法で、内部構造に基づき仕様書どおりに動作するかを検証するために実施されます。これとは反対に内部構造ではなくシステムへの入力とそれに対して得られる出力だけに着目して、様々な入力に対して仕様書どおりの出力が得られるかどうかを検証していくテストをブラックボックステストといいます。
ホワイトボックステストでは、プログラムの内部構造上の経路をできる限り網羅するテストケースを設定することが重要になるため、内部構造に基づいてテストケースを作成している「エ」が正解となります。
正解以外の選択肢は、ブラックボックステストのテストケース作成法です。
ホワイトボックステストでは、プログラムの内部構造上の経路をできる限り網羅するテストケースを設定することが重要になるため、内部構造に基づいてテストケースを作成している「エ」が正解となります。
正解以外の選択肢は、ブラックボックステストのテストケース作成法です。
- ブラックボックステストのテストケース作成法である「同値分割」の説明です。
- ブラックボックステストのテストケース作成法である「原因-結果グラフ」の説明です。
- ブラックボックステストのテストケース作成法である「限界値分析」の説明です。
- 正しい。ホワイトボックステストのテストケース作成法である「分岐網羅」の説明です。
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