令和元年秋期試験問題 問2
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あるメーカーの当期損益の見込みは表のとおりであったが,その後広告宣伝費が5億円,保有株式の受取配当金が3億円増加した。このとき,最終的な営業利益と経常利益はそれぞれ何億円になるか。ここで,広告宣伝費,保有株式の受取配当金以外は全て見込みどおりであったものとする。
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解説
損益計算書の区分上、広告宣伝費は「販売費及び一般管理費」に、受取配当金は「営業外収益」に分類されます。設問の損益見込みの「販売費及び一般管理費」に広告宣伝費5億円を、「営業外収益」に受取配当金3億円をそれぞれ加えると、最終的な金額は以下のようになります。営業利益と経常利益はそれぞれ次の計算式で求めます。
営業利益:1,000-780-135=85億円
経常利益:85+23-16=92億円
したがって「ア」の組合せが適切です。
- 営業利益
- 売上高-売上原価-販売費及び一般管理費
- 経常利益
- 営業利益+営業外収益-営業外費用
営業利益:1,000-780-135=85億円
経常利益:85+23-16=92億円
したがって「ア」の組合せが適切です。
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