令和元年秋期試験問題 問87
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売上伝票のデータを関係データベースの表で管理することを考える。売上伝票の表を設計するときに,表を構成するフィールドの関連性を分析し,データの重複及び不整合が発生しないように,複数の表に分ける作業はどれか。
- 結合
- 射影
- 正規化
- 排他制御
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解説
正規化とは、関係データベースを構築する際にデータの重複や矛盾を排除する目的で、 データ同士の関連を保ったまま表を分離していく作業です。正規化を行う主な目的は以下の3点です。
- データの冗長性(じょうちょうせい)の排除
- データの一貫性の確保と効率的なアクセスの実現
- 更新時に起きる異常や不整合を防止
- 結合は、複数の表を共通する属性で結合して1つの表にする操作です。
- 射影は、表から指定された列を抽出する操作です。
- 正しい。正規化は、データの重複や不整合が発生しないように、一定の規則に基づいて表を分離していく作業です。
- 排他制御は、複数のトランザクションがデータベースを同時に参照・更新する際に、データの整合性を維持するための仕組みです。
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