オリジナル予想問題1 問63
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クライアントサーバシステムと比較した時の、ピアツーピアの特徴として適切なものはどれか。
- サーバとクライアントの区別がない
- システムの耐障害性が低い
- ネットワークに一度に接続できる台数に制限がある
- 構築・運用にかかる費用が高い
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解説
ピアツーピア(Peer to Peer, P2P)は、多数の端末間で通信を行う際の一形態です。
クライアントサーバシステムのようにサービスを要求する側・提供する側という端末ごとの区別はなく、サービス要求のときは自分と同じ対等の端末に直接アクセスします。また自分の端末でもサービス要求を受け付けます。このようにどの端末もクライアントにもなればサーバにもなるという通信形態が特徴です。
クライアントサーバシステムのようにサービスを要求する側・提供する側という端末ごとの区別はなく、サービス要求のときは自分と同じ対等の端末に直接アクセスします。また自分の端末でもサービス要求を受け付けます。このようにどの端末もクライアントにもなればサーバにもなるという通信形態が特徴です。
- 正しい。
- 各端末が両方の役割をすることができるので、いくつかの端末に障害が起こっても役割を他の端末に引き継げるため、耐障害性は高くなります。
- クライアントサーバ方式では、クライアント数が増えるほどサーバへの負荷が大きくなり、クライアント数が膨大になるとサーバの処理能力が限界に達しネットワーク全体が停滞してしまいます。しかしピアツーピアではサーバを使わない(使うとしても一部の機能)ため膨大な数の端末が接続されても通信性能を維持することが可能です。
- 一般的にクライアントサーバシステムを運用する際に、一番コストがかかるのがサーバの回線費用です。ピアツーピアではサーバを使わない(使うとしても一部の機能)ので、センターサーバ設備の構築・運用費用を低く抑えることができます。
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