あるプロジェクトの関係者6人が,それぞれ1対1で情報の伝達を行う必要があるとき,情報の伝達を行うために必要な経路の数は少なくとも幾つになるか。
解説
問題にある情報伝達の経路とは、プロジェクトの関係者6人の中で人の組み合わせがいくつあるかということに言いかえることができます。
6人の中から2人を選ぶ組み合わせは、順列の公式を用いた 6C2 の式で求められます。
6C2=(6×5)/(2×1)=15(通り)
計算結果より15通りの情報伝達経路があることがわかります。
また、6人を①~⑥としてその組み合わせを列挙していく方法でも、
①と②,①と③,①と④,①と⑤,①と⑥
②と③,②と④,②と⑤,②と⑥
③と④,③と⑤,③と⑥
④と⑤,④と⑥
⑤と⑥
のように15通りの経路と答えを導き出すことが可能です。