平成23年秋期試験問題 問100

問97~100は、中問Cの問題文を読んでから回答してください。
問100解説へ
Aさんは,会員顧客を対象にした販促活動を行うことを検討している。そこで,表1に示す四つの販売促進策を考え,それぞれの費用と効果の金額を見込んだ。効果に関しては,期待できる効果が大の場合,中の場合,小の場合に分け,それぞれの場合が発生する確率を0.2,0.5,0.3と推測した。この推測に従って実施すると予想利益が最大になる販売促進策はどれか。ここで,予想利益は効果の金額の期待値から費用を差し引いたものとする。
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  • 商品発表会権商談会への招待
  • ダイレクトメール
  • 電子メール
  • 電話
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ストラテジ系
解説
それぞれの販売促進策について発生確率をもとに予想利益を計算します。
  • [商品発表会兼商談会への招待]
     (15×0.2)+(12×0.5)+(6×0.3)-7
    =3+6+1.8-7=3.8
  • [ダイレクトメール]
     (15×0.2)+(10×0.5)+(5×0.3)-6
    =3+5+1.5-6=3.5
  • [電子メール]
     (10×0.2)+(8×0.5)+(5×0.3)-3
    =2+4+1.5-3=4.5
  • [電話]
     (12×0.2)+(10×0.5)+(5×0.3)-5
    =2.4+5+1.5-5=3.9
以上の計算から予想利益が最も高くなる販売促進策は「電子メール」であることがわかります。

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