解説
システム監査基準では「システム監査人は、システム監査を客観的に実施するために、監査対象から独立していなければならない」と規定されています。監査と言う業務の特性上、社内に属する監査実施部門も同様に、どの被監査部門からも外観上および精神上独立した立場であることが求められます。
システム監査部門は社長の管理下に設置されるためaは誤り,c, dでは各部門内の所属になるために、外観上独立しているとは言えません。組織内で社長直属の位置に属し、かつ、監査対象の各部門から独立した立場であるbが適切ということになります。