平成24年春期試験問題 問16

著作権法の保護の対象となるものはどれか。

  • 通信規約
  • パソコン本体の色や形状
  • パソコンの取扱説明書
  • プログラム言語
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分野:ストラテジ系
中分類:法務
小分類:知的財産権
解説
著作権とは、知的財産権の中でも文化・芸術に関するものにおいて、創作者を保護するための権利です。
著作権法第10条の3には、著作物に対するこの法律の例外として以下のような記述があります。
  1. プログラム言語 プログラムを表現する手段としての文字その他の記号及びその体系をいう。
  2. 規約 特定のプログラムにおける前号のプログラム言語の用法についての特別の約束をいう。
  3. 解法 プログラムにおける電子計算機に対する指令の組合せの方法をいう。
この条文により、プログラム言語,プログラム規約,及び解法(アルゴリズム)は著作権保護の対象とならないことになっています。プログラム言語は対象外ですが、プログラム言語によってつくられたプログラム(ソースコード)は保護対象になります。
  • 上記条文により対象外とされています。
  • 文化・芸術に係るものではないため保護対象外となります。
  • 正しい。保護対象です。
  • 上記条文により対象外とされています。

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