平成24年春期試験問題 問63
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PCの補助記憶装置であるハードディスク装置の説明として,適切なものはどれか。
- CD-ROM装置に比べて読み書きの速度は遅い。
- 主記憶装置としても利用される。
- データの保持に電力供給が必要である。
- ランダムアクセスが可能である。
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解説
ハードディスク装置(Hard Disk Drive:HDD)は、ガラスやアルミ合金,セラミックの薄い円盤状媒体表面に磁性体を塗布したものを複数枚重ね、その磁気円盤の表面にデータを記録する装置のことです。高速回転させながら磁気ヘッドを円盤上の記憶位置に移動させ、同一円筒状にあるデータを読み書きします。
デスクトップ用は3.5インチ,ノート用は2.5インチのサイズで、記憶できる容量は数100Gバイトから数T(テラ)バイトとなっています。
デスクトップ用は3.5インチ,ノート用は2.5インチのサイズで、記憶できる容量は数100Gバイトから数T(テラ)バイトとなっています。
- コンピュータの記憶装置の速度の関係は「レジスタ>キャッシュメモリ>主記憶>ディスクバッファ>磁気ディスク装置(HDD)>光学ドライブ」の順で速いので、ハードディスク装置はCD-ROM装置よりも速いことになります。
- 主記憶装置として利用されるのはDRAMです。
- SRAMやDRAMと違い電源を切っても記憶内容はなくなりません。
- 正しい。ランダムアクセスとは、記憶装置内の任意の位置へのアクセスを一定の時間で行える特性です。
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