平成24年春期試験問題 問99

問97~100は、中問Dの問題文を読んでから回答してください。
表計算ソフトを使ってチェック数字を求めることにした。チェック数字を求めるワークシートを,次の手順で作成するとき,aに入れる適切な式はどれか。
  • セルB1~N1に,ISBNコードの桁数を表す数値を入力する。
  • セルB2~M2に,ISBNコードの1~12桁を,各セルに1桁ずつ入力する。
  • セルB3~M3に,ISBNコードの各桁に対応した重みを入力する。
  • セルB4に,式aを入力し,セルC4~M4に複写する。
  • セルB5に,セルB4~M4の合計を求める式を入力する。
  • セルB6に,セルB5の値を10で割った余りを求める式を入力する。
  • セルN2に,チェック数字を求める式を入力する。
99.png

  • B1*B2
  • $B1*B$3
  • B2*B3
  • $B2*B$3
正解 問題へ
テクノロジ系
解説
セルB5にそれぞれの桁に対応した重みを掛けたものの和を求めるようになっています。各桁の重みは3行目に入力されているため、ワークシート4行目には「それぞれの桁に対応した重みを掛けた値」を計算する式(2行目の値×3行目の値)が入ることになります。
セルB4に入力された計算式は複写されるので、問題となるのは絶対参照・相対参照ですが、セルB4,セルC4,セルD4と複写先のセルに入力されるべき計算式を考えることでセル参照の指定を決定します。
  • B4=B2×B3
  • C4=C2×C3
  • D4=D2×D3
この3つの例から列番号は相対参照,行番号は絶対参照にすればよいことがわかります。したがって列番号が相対参照になっている「B2*B3」が適切な計算式です。(今回は横方向へのみの複写なので行番号の参照指定は関係ありません)

Pagetop