平成25年春期試験問題 問43
問43解説へ
翌年度であるX年4月から開始されるプロジェクトのリスク対応計画を検討している。表に示される四つのリスクが想定されている場合に,対応への優先順位が最も高いと考えられるものはどれか。ここで,優先順位についてはリスクの発生確率と影響度を考慮し,また同じ優先度であるならば対応期限が迫っているリスクをできるだけ早急に対応する,という評価を行うこととする。
- リスク1
- リスク2
- リスク3
- リスク4
正解 イ問題へ
広告
解説
リスクごとに顕在化したときの損失額と発生確率を掛け合わせて損失額の期待値を計算します。
[リスク1]
6,000×0.6=3,600万円
[リスク2]
9,000×0.4=3,600万円
[リスク3]
1,000×0.1=100万円
[リスク4]
7,000×0.5=3,500万円
最も損失の期待値が高いのがリスク1と2(3,600万円)とわかります。設問の条件で「同じ優先度であるならば対応期限が迫っているリスクをできるだけ早急に対応する」という条件があるので、最も優先度が高いのはリスク1(X+1年4月1日)と比較してリスク顕在化の時期が早いリスク2(X年7月1日)と判断できます。
[リスク1]
6,000×0.6=3,600万円
[リスク2]
9,000×0.4=3,600万円
[リスク3]
1,000×0.1=100万円
[リスク4]
7,000×0.5=3,500万円
最も損失の期待値が高いのがリスク1と2(3,600万円)とわかります。設問の条件で「同じ優先度であるならば対応期限が迫っているリスクをできるだけ早急に対応する」という条件があるので、最も優先度が高いのはリスク1(X+1年4月1日)と比較してリスク顕在化の時期が早いリスク2(X年7月1日)と判断できます。
広告