平成26年春期試験問題 問32
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次の記述a~dのうち,システム利用者にとって使いやすい画面を設計するために考慮するものだけを全て挙げたものはどれか。
- 障害が発生したときの修復時間
- 操作方法の覚えやすさ
- プッシュボタンの配置
- 文字のサイズや色
- a,b,c
- a,b,d
- a,c,d
- b,c,d
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解説
ユーザビリティの面から考える使いやすい画面とは、「学習しやすさ」「効率性」「記憶しやすさ」などを備え、利用者が迷わずに操作できる画面です。
選択肢がすべて4つ中3項目を選択したものになっているので、"a"の記述が使いやすさと関係ないとわかれば、すべての事例に自信が持てなくても正解にたどりつけると思います。
- 学習しやすさ
- システムは、ユーザーがそれをすぐ使い始められるよう、簡単に学習できる
- 効率性
- 一度学習すれば、あとは高い生産性を上げられるよう、効率的に使用できる
- 記憶しやすさ
- ユーザーがしばらくつかわなくても、また使うときにすぐ使えるよう覚えやすい
- 誤り。障害からの修復時間は長くても短くてもユーザーの操作習得には関係ありません。
- 正しい。覚えやすい操作方法を設計することで、利用者は使用方法を容易に習得することができます。
- 正しい。プッシュボタンは、使われる頻度が高いGUI部品なので利用者はすぐに操作を理解することができます。
- 正しい。適切な文字装飾を行うことで、重要な項目を目立たせたりできるため、利用者を正しい操作に導く効果が期待できます。
選択肢がすべて4つ中3項目を選択したものになっているので、"a"の記述が使いやすさと関係ないとわかれば、すべての事例に自信が持てなくても正解にたどりつけると思います。
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