平成26年春期試験問題 問60
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ファイルで管理されていた受注データを,受注に関する情報と商品に関する情報に分割して,正規化を行った上で関係データベースの表で管理する。正規化を行った結果の表の組合せとして,最も適切なものはどれか。ここで,同一商品名で単価が異なるときは商品番号も異なるものとする。
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解説
関係データベースの正規化は次のように3段階に分けて行います。
設問の"受注データ"表は、繰り返し項目がないので既に第1正規形になっています。
次に第2正規化です。この表において主キーは"受注番号"列で、下図のように主キーが決定すれば"商品番号"が一意に特定でき、さらに"商品番号"が決まれば"商品名"および"単価"が一意に特定できる関係をもちます。したがって第2正規化では、"商品番号","商品名","単価"を別表に分離します。第3正規化は、主キー以外の項目で一意に決定される関係を別表に移すのですが、上記の表にはそのような関係は存在しないのでこの段階で第3正規形を満たしています。
つまり正規化後の正しい表の組合せは「ウ」になります。
- 第1正規化
- 繰り返し項目をなくす
- 第2正規化
- 主キーの一部によって一意に決まる項目を別表に移す
- 第3正規化
- 主キー以外の項目によって一意に決まる項目を別表に移す。
設問の"受注データ"表は、繰り返し項目がないので既に第1正規形になっています。
次に第2正規化です。この表において主キーは"受注番号"列で、下図のように主キーが決定すれば"商品番号"が一意に特定でき、さらに"商品番号"が決まれば"商品名"および"単価"が一意に特定できる関係をもちます。したがって第2正規化では、"商品番号","商品名","単価"を別表に分離します。第3正規化は、主キー以外の項目で一意に決定される関係を別表に移すのですが、上記の表にはそのような関係は存在しないのでこの段階で第3正規形を満たしています。
つまり正規化後の正しい表の組合せは「ウ」になります。
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