平成29年秋期試験問題 問83
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解説
IMAP(Internet Message Access Protocol)は、電子メールの管理をクライアントPC上のメールソフトではなくメールサーバ上で行うことで、複数の端末から利用する場合のメール状態の一元管理やメールの選択受信などの機能を実現したメール受信用プロトコルです。IMAP4はIMAPのバージョン4に当たります。
同じメール受信プロトコルであるPOPとの違いは次の3点です。
同じメール受信プロトコルであるPOPとの違いは次の3点です。
- POPではメールサーバ上に未受信メールがあった場合、その全てを一斉に受信するしかなかったが、IMAPでは受信するメールを選択できる。
- POPではメールソフトが受信したメールは、メールサーバ上から削除されるが、IMAPでは受信したメールがそのまま残る。(IMAPではメールデータをサーバ上に残し、クライアントPCにはコピーが渡される)
- サーバ上でメールを管理するので、複数の端末でメールボックスを共有できる
- 正しい。
- Multipurpose Internet Mail Extensionの略。ASCII文字しか使用できないSMTPを利用したメールで、日本語の2バイトコードや画像データを送信するための仕組みです。
- Post Office Protocol 3の略。利用者側のメールソフトが、メールサーバからメールを取り出す処理において使用するメール受信用プロトコルです。POPで受信したメールは、メールサーバ上から削除されます。
- Simple Mail Transfer Protocolの略。電子メールの送信または転送の際に使用されるプロトコルです。
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