ITパスポート 試験情報＆徹底解説

4月中旬に受験してきました。結果は合格でしたが、H21年春期からH26年春期の問題を
一通り、解いてチャレンジしましたが、過去問のようにある用語に対して適切な説明文を
選択するような単純な問題が少なくなったような気がしました。
私は、過去問をすべて解き、且つ、4冊ほど、参考書、問題集を購入して、おそらく1700問くらい解きましたが、正直、私が購入した一般の書籍の問題集は、異常に難しかったり、なんでそれが正解なの？と思うものがあり、あまり、点数アップにつながりませんでした。反って、混乱したというのが本音です。

よって、今後、受験される方にアドバイスですが、このサイトに掲載している過去問11本とオリジナル問題、サンプル問題を9割解答できるようになれば、600～700ポイントくらいで合格はできると思います。特にオリジナル問題は、IPA  or  ITパスポートの正式サイトが掲載した予想問題集と内容が一緒でドットコムでは解説を追加してくれています。（一部、解説なしもあるが）但し、実試験では過去問と同じ問題、選択肢の組み合わせは、ほとんどありませんので、どこかのベンダー試験のように意味も分からず、問題と解答の組み合わせを覚えても意味がありません、なぜ、その選択肢が正解なのか、他の選択肢は、どの用語のことを説明しているか判断がつくレベルに到達すれば、なんとか合格するかと思います。

ITパスポートに公開されているH21年春期からH26年春期の出題傾向をまとめてみました。
括弧内は出題回数になります。過去11回分の公開された問題より、類似問題が4回以上出題されているものを抽出しました。
Excelで用語をサーチし、カウントしたので、若干の誤差はご了承願います。

１．ストラテジ分野
著作権法関連（１０）
不正アクセス禁止法関連（８）
損益分岐点関連（７）
情報セキュリティ関連（７）
CRM関連（６）
企業の組織形態関連（６）
組込みシステム関連（６）
個人情報保護法関連（６）
マーケティングミックス関連（５）
SWOT分析関連（５）
営業利益、損益関連（５）
不正競争防止法と営業秘密関連（５）
ISMSのPDCAサイクル関連（５）
PPM分析関連（４）
SCM関連（４）
情報システムとCIO関連（４）
内部統制関連（４）
アクセス権の設定関連（４）
ディジタル署名関連（４）
電子メールのセキュリティ関連（４）
SSL関連（４）
eビジネス関連（４）

２．プロジェクトマネジメント
システム監査関連（１０）
インシデント管理関連（８）
ITサービスマネジメント関連（８）
SLA関連（７）
要件定義プロセス関連（７）
ファシリティマネジメント関連（７）
アローダイアグラム関連（７）
リスクマネジメント関連（７）
RFIとRFP関連（７）
システム要件関連（７）
DFD関連（６）
システムテスト関連（５）
システム開発関連（５）
WBS関連（５）
ソフトウェア保守関連（５）
ホワイトボックステスとブラックボックステスト関連（５）
サービスデスク関連（４）
業務・データモデリング関連（４）
ソフトウェア詳細設計関連（４）

３．テクノロジ分野
MTBF(稼働率）の計算（１２）
ファイルサーバー関連（７）
論理回路と真理値表関連（６）
2進数、8進数、16進数の計算関連（６）
暗号化関連（５）
JANコード関連（５）
OSS(オープンソースソフトウェア）関連（５）
主キー、外部キー関連（５）
マルチタスクによるトランザクショ処理関連（４）
データマイニング関連（４）
Excelの表計算関連（４）
データの正規化関連（４）
ルータ関連（４）
その他は、1,2回出題されたものが多く、過去問をすべてやったからといっても、
類似問題が出題される可能性がほとんどないといえます。
参考にしてください。