HOME»ITパスポート掲示板»ROEと自己株式の関係について
投稿する

ROEと自己株式の関係について [0638]

 Iパス君さん(No.1) 
新規投稿です。初受験585点で不合格になりました。精読して頑張りたいので助言いただけると幸いです。

■質問概要
ITパスポートで、ROEの勉強をしていると、
自己株式取得とROEの関係についての話を目にしました。
その話の中で、以下の説明がありました。【】内の説明が何度読んでも理解出来ません。教えてくださいませんか。

【資金を株主に返還しても利益が減少しないということは、現在使っていない不要な資金があるということ】
そして、使っていない資金は無駄なお金のため、死んだお金と言える。
それを持っていることを市場は評価しないので、株価が下落する。

■現在の理解内容は、以下2点です。
株式会社が株式を発行すると資本金が増えるため、その株を同社で取得すれば当然資本金が減るのは理解できます。
資本金が減ると、その分ROE値が高くなるのも、計算式から理解できます。

■質問:【】内では何を書いていて、何を伝えたいのでしょうか。
①株主に株式をまわせば、株式発行時に資本金が増えたもののとおりに成立するだけで、なぜ利益が減少であるという話が出るのでしょうか。
②また、なぜ使っていない不要な資金があるということが分かるのでしょうか???

以上、よろしくお願いします。
2014.06.28 20:50
ポニョ部長さん(No.2) 
こんにちは

この件、書かれてるホームページも見ましたが、ITパスポートを含めた情報処理試験には不要な話かと思います。
会計関連の学習をするなら必要でしょうけど情報処理試験で言えばここまでの論点は不要かと思います。

質問内容をざっと
一応この件は何を書いてるかというと株式の自己取得のメリット、デメリットの一側面を書いたもののひとつです。

資本が減ったということは同時に資産も減っているわけで、本業に使える費用も減るわけです。
本業において、この状況で以前と同じ、もしくはそれ以上の利益は出せるでしょうか?
仕入値や必要経費が以前と同様であれば、費用決済に使う現金や当座預金などの残高は株式の自己取得前より当然少なくなってるはずです。
それでも、決算終了時の純利益が以前と同様、もしくはそれ以上という結果が出たとするなら、該当ページにも書かれてる通り本業には関係ない有価証券等で運用などのケースで利益を出している可能性があるとわかるはずです。(これは損益計算書の営業外収益で確認可能です)

ここに書かれてるケースは本業以外で利益を出すのはどうなの?(本業以外の利益だから市場の評価は低くなるよ)というケースを上げてるもので
一方でROEが高ければ株主の利益還元として投資家から好感が求められるなどのケースもあり分析者によって見方はそれぞれかと思います。




2014.06.29 14:19
 Iパス君さん(No.3) 
ポニョ部長さんへ
こんばんは。説明してくださりありがとうございました。
よく理解できました。
本業は資本(資産)のなかでやりくりするものという視点から考えると、自己株式取得によりそれ自体が減ってしまうと、(仕入値や必要経費が以前と同様であれば)やりくりするためのお金は取得後のほうが低いはず。
それにもかかわらず取得後のほうが決算終了時の純利益が高くなる場合というのは、本業とは関係のないお金でやりくりをしている可能性があることが分かり、その可能性を理解した株主からの評価が低くなるケースがある、ということですね。
そして、これはあくまで「一つのケース」であり、例え本業とは異なるところからのお金でやりくりをしている場合であっても、自己株式取得によりROE値が高いということを株主が評価する「ケース」もあるということですね。

また、ITパスポート試験を含めた情報処理試験には不要であるいうご意見をくださいました。このことを受けて、もう少し効率的にフォーカスしていこうと思いました。
どうもありがとうございました。
2014.06.29 22:27

返信投稿用フォーム

スパム防止のためにスレッド作成日から30日経過したスレッドへの書込みはできません。
© 2009-2024 ITパスポート試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop