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2月 [2241]

 砂糖さん(No.1) 
2月の下旬にこの試験を受けます。
秋の過去問を解いても合格率がまだ50%に満たないのでなんとか2月までに頑張りたいのですが、どのような勉強をすればいいのでしょうか。
高校生です。
2019.12.24 11:20
双葉さん(No.2) 
テキストを買ってひたすら読み、ひたすらノートに書くという基本的な部分は、
学校でされている方法と変わりありません。ただ、この試験にはコツがあって
コツを頭に入れることで一気に得点を伸ばすことができます。長文になるので、
無理せず読んでください。以下その方法

1.キーワードと関連付ける
何についての説明かを選ぶ問題の場合、説明文の中にキーワードがあります。
例えば、「合意」という単語があったとします。これでソフトウェアの開発を
ベンダに依頼する状況の内容ならば、「SLA(Service  Level Agreements )」を
選べばほとんどの場合正解です。逆にSLAの説明を選ぶ問題では「合意」が含まれる
選択肢を選べば、ほとんどの場合で正解です。ITパスポート試験に限らずIPAの
試験はこの傾向が強いです。つまり、単語と一緒にキーワードを覚えることです。
過去問を連続してやればキーワードは見えてきます。

2.英字の略語はフルネームで覚えたほうが楽
IT業界は新しい業界でやたら横文字が多く使われる業界です。それに合わせて英字の
頭文字をとった略語も多いです。SLAだと3文字ですが、これだけを覚えるのは
厳しいです。なぜなら、アルファベットは26文字で、3語の略語の場合、それが3つなので
組み合わせは26の3乗、つまり17576通りの組み合わせ。意味もなく覚え切れるものじゃ
ありません。そこで、フルネームで覚えます。SLAならService Level Agreementです。
高校生なら現役で英単語を覚えている最中でしょうから、覚えてから時間が経っている
人より有利なはずです。SLAだけだと覚えにくく、意味も忘れてしまいますがフルネームで
覚えておけば、日本語訳を考えることで答えも見つけやすくなります。難しい単語は
ともかく、簡単な単語だけでも十分です。Agreementという単語が難しいなら、Serviceと
Levelだけ覚えておけば、サービスのレベル(質)に関することだと思い出せるでしょう。
ノートには面倒くさがらずフルネームを書きましょう。一見すると効率が悪そうに見えて、
実際のところこっちのほうが効率がいいです。

3.過去問はハズレの選択肢の解説も読む
ここの過去問道場の問題ですが、ITパスポート試験の場合、全く同じ問題に当たることは
少ないです。だから意味がないと考えるのは早計で、使い方を考えます。説明文は、
使い回しが多い傾向があります。実際の試験でどこかで見た説明文だけど、この問題の
答えじゃなかったと思ったら、それを除外します。これだけで答えを1つに絞るのは
難しいでしょうが、そこは選択問題なので偶然当たる確率を高められます。
そのためには、過去問のハズレの選択肢の説明文をみることで効率が上がります。

4.テキストにない単語は無理に覚えなくていい
見たこともない単語を答えっぽく見せる問題がたまに出題されます。ところが、この
難しい単語は技術者向けの基本情報技術者試験や応用情報技術者試験レベルの単語のことが
あります。それっぽい難しい単語で誤答を誘う意地悪問題なので、見たことがある単語から
選ぶのが無難です。難しい単語も基本情報技術者試験や応用情報技術者試験のテキストを
見て覚えれば選択肢から外せるようになりますが、時間を取られすぎるのでITパスポート試験の
テキストだけを使い、このような対処をします。過去問をやってテキストにない単語が
出てきたら無理に覚える必要はありません。その時間があるなら、ITパスポート試験テキストに
ある別の単語を復習したほうが効率的です。

5.意味が分からないものは画像検索
テキストにHDMIという単語が出てきて、いろいろ説明が書いてあるとします。言葉では
意味が分からなくても、画像を見たらすぐに理解できるものもあります。HDMIを画像検索
してみると、六角形のケーブルが出てきますが、これはゲーム機とテレビを繋ぐケーブルです。
よく見慣れたもののこともあるので覚えやすくなります。テキストに「映像と音声を同時に
出力」と書いてあれば、ケーブルを1本しか繋いでないことを思い出せば説明も直ぐに納得できる
でしょう。
2019.12.25 11:37
双葉さん(No.3) 
6.挫折しそうになったら、技術者向け試験のテキストを読んでみる
初めてやることは何でも難しく感じるものです。小学校の漢字は最初は難しく感じて
覚えたでしょうが、高校生なら当たり前のように使っていますよね。何も難しいことは
ないのですが、難しく感じてしまうものです。そこで、挫折しそうになったら、技術者向け
試験のテキストを少し読んでみます。難しい単語だらけでウンザリするでしょうが、
ウンザリしたあとでITパスポート試験のテキストを読むと技術者向け試験のほんの一部だけが
易しい説明で書いてあることに気づくはずです。IT技術者も同じ人間で合格者がいます。
それより簡単なことをやっていると理解できれば気が楽になります。テキストは、
基本情報技術者試験か応用情報技術者試験あたりのものがいいでしょう。

7.計算問題は点取り問題
よく計算問題を最初から諦めてしまう方がいますが、勿体無いです。IPAもそこは
考えているのか計算問題を解かないと合格しにくい構成にしてあります。
計算問題はやり方を理解するまでに時間がかかり、実際の試験でも時間を
取られます。ITパスポート試験の場合、計算問題といっても高校数学より
簡単なレベルです。IPAは問題を解く論理力は求めているようですが、計算力は
求めていないようです。そのため、計算が楽な都合のいい数字の問題ばかりです。
高校数学のテストのほうが端数の出る嫌な数字が多いくらいです。ですから、
やり方を理解すればちゃんと得点できます。四択なので、真面目に計算しなくても
中間の値の選択肢を代入して辻褄が合わなければ、答えに近くなる選択肢の数字を
代入して絞り込めます。

8.学習環境を整える
歯が痛いとき、勉強に力がはいらなくなり、学習効率が落ちます。椅子に正しい姿勢で
座らなかったり、椅子が身体に合っていないと負担がかかり、歯の痛みほどでは
ないにせよ学習効率が落ちます。もし、座っているのにひどく疲れるなら、椅子を
買うなど環境も重要です。軽度の負担は分かりにくいものですが、長時間続けると
大きな差になります。経済力の問題もあるのでここは親に相談してみるのも手かも
しれません。椅子は価格が高いですが、ボールペンやシャープペン、目薬などは
安価に対応できます。ボールペン一つでも合わなければ、軽度に歯が痛いのと
同じことです。私の場合、あとから原因を考えたらこれの影響が大きかったです。
環境に20万円注ぎ込んだら、ちょっとやり過ぎたがありますが技術者向けの上位
の試験にも合格しました。私のおすすめは、筆圧をほぼかけずに書ける万年筆です。

9.いい道具でモチベーションアップ
自分が気に入った道具を使いましょう。昔の中国では文化人がこぞって文房四宝と呼ばれる
道具を求めました。文房四宝とは、筆、墨、硯、紙のことで今風にいうと、ボールペン又は
シャープペン、ノートあたりでしょうか。いい道具には魔力があります。手にすると
使いたくなる衝動に駆られるのです。魔力に駆られて文字を書くついでに勉強しましょう。
「いい道具」とは、本当に自分が気に入ったという意味です。価値観によりますが、
高級なもの、デザインのいいもの、好きな人から貰った思い入れのあるペンなどです。
昔の文化人は、文化人だったから財力があり文房四宝をステータスシンボルとして
入手したという考え方もできますが、無理して買った文房四宝の魔力で学習して文化人と
呼ばれる地位に登ったのかもしれません。あまりいうと、昔の偉人の人格を否定しているように
なってしまうのでこれくらいにします。

以上ですが、問題を解くコツとそれに合わせた学習法を確立したら、あとは上の8と9の
部分です。8と9は匿名の掲示板だから言えるようなもので、実際に会う人には話せないような
話です。私の場合、ほとんど8と9で試験に合格しているようなものです。自分で勉強が得意と
いう人はあまりおらず少数派なわけですが、少数意見で下手に話したら、有り得ないことだと
周囲の多数派から変に思われることが勉強の真髄なのかもしれません。
2019.12.25 12:41

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