ITパスポート 試験情報＆徹底解説

本日の試験に合格(総合820点)した者です。

自分はこの春大学を卒業し4月から社会人になるにあたり、就職先の会社でITパスポートの資格取得を推奨されているため、本試験を受けました。
勉強方法に悩まれている方が多く見受けられましたので、自分の合格までのプロセスを再度整理する目的も兼ねて、勉強方法をご紹介いたします。
これから勉強を始める方、勉強方法に悩まれている方は参考にしていただければありがたいです。（ありがた迷惑だったらすいません。）


【前提】
・IT関連企業でのインターン経験あり。（勉強前から聞き馴染みのある用語一部あり）(とはいえ9割が初見知識)
・理系大学出身でプログラム・数字・データには元々強い。
・使用参考書：栢木先生のITパスポート教室令和4年度版

【勉強期間：7日間】
【総勉強時間：50時間】

【勉強方法】
■パート①
・目安  4日間&30時間
・参考書を１周する。熟読し内容を”理解”することに重きを置く。概要を掴み、知識を体系化させるイメージ。
※細かい単語を”覚える”ことは意識する必要なし。最初から単語を一つ一つ覚えようとしたところでどうせ忘れます。
※ノートを取る必要はなし。そもそも参考書が上手く内容をまとめてくれてますので、ノートに再度まとめ直すことは個人的には時間の無駄な気がします。

■パート②
・目安  ２日間＆１５時間
・過去問を解く。自分の場合は3年分(本サイトのR4春・R３春・R2秋)解きました。
・解けなかった問題について、参考書を確認し、蛍光マーカーなどで印をつける＆”覚える”
※内容を理解できているので意外にも解ける問題が多いです。
※とはいえ細かい単語はこの段階では覚えてないので、「あれ？これなんだっけ？」となることが多々あります。
※そこで参考書を確認し、単語を暗記＆理解を深めましょう。
※解けなかった問題は強烈に脳に記憶されるので、”単語を覚える”フェーズは問題を解きながら並行して行うのが効率が良いかと思います。

■パート③
・目安  1日＆5時間
・知識漏れがないか確認する目的で、参考書を再度1~2周します。
※内容が理解できているので、高速で読み進めることができます。

■テスト直前
・参考書のマーカーをつけた部分をサラッとおさらいしておきましょう。自分はこれのおかげで2問ほど助けられました。

【備考】
・試験を受けた感想として、単語の単純暗記で解ける問題はごく一部で、用語の定義・意味、システムの仕組みを深く理解することが大事な気がしました。
・また英語の素養があるかどうかも重要な気がします。自分の場合は、知らない単語が出てきても、英語の意味から答えを類推できる、というケースが多々ありました。
・自分は短期間で集中的に詰め込む方法（大学春休み期間だったため可能だった）を取りましたが、1~2ヶ月スパンでコツコツと勉強したい方もいるかと思いますので、上記の勉強方法は参考までにしてください。