ITパスポート 試験情報＆徹底解説

過去問やこちらのオリジナル予想問題で考えてみます。

【例題３】
https://www.itpassportsiken.com/s/kakomon/01_yosou/q24.html

ディジタルデモクラシーなんて知らんがなというのが素直なリアクションだと思います。しかし、「大正デモクラシー」なら歴史の授業で聞き覚え、見覚えないですか？

大正デモクラシー・・・・吉野作造・・・・なんか大正時代の政治の話だったっけ・・・？
ここまで記憶にあれば十分です。なぜなら選択肢で政治のことに言及してるのは一つだけだからです。
正解：ア

ポイントは、ITパスポートとは直接関係ない授業で習ったことを記憶から引き出せたことです。

【例題４】
https://www.itpassportsiken.com/s/kakomon/05_haru/q43.html

選択肢をざっと眺めると、計画をいつ立てるかということが論点になっているのが分かります。
ソフトウェアの導入だろうが試験勉強だろうが、計画立案（相手がある場合計画への同意）のは一番初めにくるのが常識です。
この原則をないがしろにしているa,b,cはどれも正しくありません。消去法でdだけが正しいと分かります。
正解：エ

ポイントは、細かい言葉に惑わされず計画とはそもそも何なのかという常識で選択肢を読めるかどうかです。

【例題５】
https://www.itpassportsiken.com/kakomon/04_haru/q18.html

インダストリー4.0、よくわからない言葉なので問題文と選択肢を眺めてみます。するといくつか分かることがあります。
・ITパスポートなのに昔の産業革命の話が出てきてるのはなんでだろう
・でもITパスポートだから現代のことを聞くはずだよな
・4.0っていう書き方がアプリとかのバージョンっぽい。ということは1とか2、3もあったのかな
・4択だからもしかして、インダストリー1から4までの説明が各々されているのでは？

この仮説に立てば、聞かれていることは現代の産業革命で、４つの選択肢のうち一番新しく現代っぽいものを選べばいいのでは？  と推測ができます。
ここで、インダストリーが英語で「産業」の意味だと知っていればさらに自信が持てます。
正解：ア

ポイントは、ITパスポート以外の知識や、４択問題の特徴を踏まえた総合的な判断ができるかどうかです。

ここで重要なのは、ITパスポートが４択問題だということです。
ITパスポートの学習内容には、４つに分類するものがたくさん出てきます。バランススコアカード、SWOT分析、リスクへの対応、などなど。
これらは、４分類の説明を１つずつすると選択肢を４つ作れる ＝ 問題が一問できてしまうのです。これは覚えていて損はないです。