業務分析・データ利活用 (全54問中50問目)
No.50
一定期間ごとに最適量を発注する方式を定期発注方式という。この定期発注方式では購買品を調達するに当たり,発注サイクルを10日,納入リードタイムを5日,1日の平均消費量を50個,安全在庫量を30個とした場合,今回の発注量は幾らか。ここで,発注は,発注日の消費終了後に行うものとし,今回の発注時点での在庫量は300個で,発注残はないものとする。
出典:平成21年秋期 問7
- 420
- 450
- 480
- 530
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用
正解
ウ
解説
定期発注方式は、在庫を補充するときの方法のひとつで、在庫数にかかわらず一定期間ごとにその都度適切な量の発注を行う方式です。本問では発注サイクル10日とあるので、10日ごとに発注を行うことになります。
発注間隔=納入間隔が10日、1日の平均消費量が50個なので、納入してから次の納入までの1サイクルで平均して「50個×10日=500個」の購買品が消費されることになります。これに安全在庫の30個を足した530個が、納入された時点で必要な在庫数ということになります。
今回の発注時点での在庫数は300個であり、納入までには「50個×納入リードタイム5日=250個」が消費されるため、納入日には「300個-250個=50個」の在庫しか残っていないことになります。したがって、納入日に530個の在庫を確保するための最適発注量は、
530個-50個=480個
したがって「ウ」が正解です。
発注間隔=納入間隔が10日、1日の平均消費量が50個なので、納入してから次の納入までの1サイクルで平均して「50個×10日=500個」の購買品が消費されることになります。これに安全在庫の30個を足した530個が、納入された時点で必要な在庫数ということになります。
今回の発注時点での在庫数は300個であり、納入までには「50個×納入リードタイム5日=250個」が消費されるため、納入日には「300個-250個=50個」の在庫しか残っていないことになります。したがって、納入日に530個の在庫を確保するための最適発注量は、
530個-50個=480個
したがって「ウ」が正解です。