プロジェクトマネジメント (全166問中12問目)

No.12

プロジェクトで作成するWBSに関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • WBSではプロジェクトで実施すべき作業内容と成果物を定義するので,作業工数を見積もるときの根拠として使用できる。
  • WBSには,プロジェクトのスコープ外の作業も検討して含める。
  • 全てのプロジェクトにおいて,WBSは成果物と作業内容を同じ階層まで詳細化する。
  • プロジェクトの担当者がスコープ内の類似作業を実施する場合,WBSにはそれらの作業を記載しなくてよい。

分類

マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトマネジメント

正解

解説

WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクト目標を達成し、必要な成果物を過不足なく作成するために、プロジェクトチームが実行すべき作業を、成果物を主体に階層的に要素分解したものです。各作業ごとに内容・スケジュール・目標を設定することでプロジェクト管理をしやすくする目的で用いられます。
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  • 正しい。WBSでは成果物や作業が細かく定義されるので、それぞれの作業工数やスケジュールの予測を立てやすくなります。分割した成果物や作業ごとに作業工数を割り当て、それを積み上げて全体の作業工数を見積もる手法があります。
  • スコープとはプロジェクトの実施範囲です。プロジェクトで実施しない作業はWBSに記述しません。
  • プロジェクト、工程および成果物によって、どの階層まで詳細化すべきかは異なります。
  • WBSにはスコープ内の作業を過不足なく含めますから、他の作業の類似作業であっても記載しなければなりません。
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