プロジェクトマネジメント (全166問中21問目)
No.21
システム開発プロジェクトにおいて,成果物として定義された画面・帳票の一覧と,実際に作成された画面・帳票の数を比較して,開発中に生じた差異とその理由を確認するプロジェクトマネジメントの活動はどれか。
出典:令和3年春期 問47
- プロジェクト資源マネジメント
- プロジェクトスコープマネジメント
- プロジェクト調達マネジメント
- プロジェクト品質マネジメント
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトマネジメント
正解
イ
解説
プロジェクトスコープマネジメントは、プロジェクトの実施範囲(スコープ)を明らかにし、成果物単位でプロジェクト全体を階層的に要素分解したWBSの作成などを行う管理プロセスです。プロジェクトの遂行に必要な作業を過不足なく定義し、コントロールすることを目的としています。プロジェクトの実行中は、スコープが勝手に拡大しないように監視し、プロジェクトに変更があった場合にその変更がスコープに適切に反映されるように管理します。
設問の活動は、プロジェクトの実施中、予定と実績を比較し成果物が過不足なく作成されたかどうかを確認する作業(差異分析)で、スコープマネジメントの活動に該当します。したがって「イ」が正解です。
設問の活動は、プロジェクトの実施中、予定と実績を比較し成果物が過不足なく作成されたかどうかを確認する作業(差異分析)で、スコープマネジメントの活動に該当します。したがって「イ」が正解です。
- プロジェクト資源マネジメントは、プロジェクトを遂行するために必要な物的およびチーム資源を見積り、獲得し、管理する活動です。
- 正しい。
- プロジェクト調達マネジメントは、プロジェクトに必要な資機材やサービスの外部調達に関する管理活動です。
- プロジェクト品質マネジメントは、プロジェクト作業に係る各プロセスの品質および成果物の品質を保ち、定められた品質基準を達成するための管理活動です。