プロジェクトマネジメント (全166問中4問目)
No.4
- プロジェクトに必要な個々の作業を洗い出し,その作業ごとの工数を見積もって集計する。
- プロジェクトの初期段階で使用する手法で,過去の事例を活用してコストを見積もる。
- データ入出力や機能に着目して,ソフトウェア規模を見積もり,係数を乗ずるなどしてコストを見積もる。
出典:令和6年春期 問49
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトマネジメント
正解
ア
解説
コストの見積手法のうち、積み上げ法、ファンクションポイント法、類推見積法は、それぞれ次のようにコストを見積もる手法です。
- 積み上げ法
- プロジェクトで実施すべき作業をWBSなどで段階的に分割した後、細分化した個々の作業ごとの工数を割り出し、それを合計して全体の工数を見積もる手法
- ファンクションポイント法
- 外部入出力や内部ファイルの数と難易度の高さから論理的にファンクションポイントを算出し、ソフトウェアの開発規模を見積もる手法
- 類推見積法
- 過去に経験した類似のシステムについての実績データを基にして、システムの相違点を調べ、同じ部分については過去のデータを使い、異なった部分は経験から規模と工数を見積もる手法