- 監査手続の種類,実施時期,適用範囲などについて,監査計画を立案する。
- 監査の目的に応じた監査報告書を作成し,社内に公開する。
- 監査報告書にある改善提案に基づく改善の実施を監査対象部門に指示する。
- 監査報告書にある改善提案に基づく改善の実施状況をモニタリングする。
システム監査 (全54問中1問目)
No.1
出典:令和6年春期 問42
- a,b
- a,d
- b,c
- c,d
分類
マネジメント系 » システム監査 » システム監査
正解
イ
解説
- 適切。システム監査人は、実施するシステム監査の目的を効果的かつ効率的に達成するために、監査手続の種類、実施時期、適用範囲等について、適切な監査計画を立案しなければなりません。監査計画は、中長期計画、年度計画、個別監査計画に分けて策定されます。
- 不適切。監査報告書は、監査の終了後にシステム監査人により作成され、監査依頼者に提出されます。監査報告書を公開するかどうかは監査依頼者の決めるべきことであり、監査人の役割ではありません。
- 不適切。改善提案に基づく改善活動は、監査対象部門が主体となり自らの責任において実施されるべきものです。システム監査人はそれを支援をすることはあるものの、改善の実施方法等について直接的な指示をすることはありません。
- 適切。システム監査人は監査報告書に改善提案を記載した場合、監査対象部門によって適切な措置が講じられているかどうかを確認するために、改善計画とその実施状況に関する情報を入手し、改善状況をモニタリングしなければなりません。