- OSSを利用して作成したソフトウェアを販売することができる。
- ソースコードが公開されたソフトウェアは全てOSSである。
- 著作権が放棄されているソフトウェアである。
オープンソースソフトウェア (全25問中1問目)
No.1
出典:令和6年春期 問80
- a
- a,b
- b,c
- c
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オープンソースソフトウェア
正解
ア
解説
OSSが有する一般的な性質を示したものとして、OSIの"オープンソースの定義"があり、オープンソースライセンスは以下の要件を満たすものとされています。
- 自由な再頒布ができること
- ソースコードを入手できること
- 派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること
- 差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもかまわない
- 個人やグループを差別しないこと
- 利用する分野を差別をしないこと
- 再配布において追加ライセンスを必要としないこと
- 特定製品に依存しないこと
- 同じ媒体で配布される他のソフトウェアを制限しないこと
- 技術的な中立を保っていること
- 適切。OSSは、ソフトウェアの頒布について制限を課してはなりません。よって、OSSを利用して作成したソフトウェアを販売することもできます。
- 不適切。ソースコードを誰でも容易に入手できることはOSSの要件のひとつですが、それだけでOSSとは言えません。多くのOSSライセンスがそうであるように、他のOSIの定義にも準拠していなければなりません。
- 不適切。OSSは著作権を放棄していません。著作権が放棄されたソフトウェアは、パブリックドメインソフトウェアと呼ばれます。