オフィスツール (全24問中4問目)
No.4
表計算ソフトを用いて,ワークシートに示す各商品の月別売上額データを用いた計算を行う。セル E2 に式"条件付個数(B2:D2,>15000)"を入力した後,セル E3 と E4 に複写したとき,セル E4 に表示される値はどれか。
出典:令和2年秋期 問71
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- 3
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オフィスツール
正解
ウ
解説
式を複写したときの動作について理解している人は、いきなりセル E4 の式を考えてもいいですが、ここでは丁寧に段階を追って説明していきます。
まずセル E2 に表示される値から考えます。
式"条件付個数(B2:D2,>15000)"は、セル B2~D2 の中で15000より大きな値をもつセルの個数を返します。セル B2~D2 のうち15000を超えるのはセル D2 だけなのでセル E2 に表示される値は「1」となります。
次にセル E3 に表示される値を考えます。
セル E2 に入力された式のセル番地は相対参照になっているので、式を縦(行)方向に複写すると式中の行番号が1つ増えることになります。つまり、セル E3 に格納される式は"条件付個数(B3:D3,>15000)"です。セル B3~D3 の値はいずれも15000以下なのでセル E3 に表示される値は「0」となります。
最後にセル E4 に表示される値を考えます。
セル E4 はセル E2 から見て2行下に位置するので、式の複写により行番号が2つ増えることになります。つまり、セル E4 に格納される式は"条件付個数(B4:D4,>15000)"です。セル B4~D4 のうち15000を超えるのはセル C4 と D4 なのでセル E4 に表示される値は「2」となります。
以上より、セル E4 に表示される値は「2」が適切です。
まずセル E2 に表示される値から考えます。
式"条件付個数(B2:D2,>15000)"は、セル B2~D2 の中で15000より大きな値をもつセルの個数を返します。セル B2~D2 のうち15000を超えるのはセル D2 だけなのでセル E2 に表示される値は「1」となります。
次にセル E3 に表示される値を考えます。
セル E2 に入力された式のセル番地は相対参照になっているので、式を縦(行)方向に複写すると式中の行番号が1つ増えることになります。つまり、セル E3 に格納される式は"条件付個数(B3:D3,>15000)"です。セル B3~D3 の値はいずれも15000以下なのでセル E3 に表示される値は「0」となります。
最後にセル E4 に表示される値を考えます。
セル E4 はセル E2 から見て2行下に位置するので、式の複写により行番号が2つ増えることになります。つまり、セル E4 に格納される式は"条件付個数(B4:D4,>15000)"です。セル B4~D4 のうち15000を超えるのはセル C4 と D4 なのでセル E4 に表示される値は「2」となります。
以上より、セル E4 に表示される値は「2」が適切です。