コンピュータ・入出力装置 (全32問中2問目)
No.2
出典:令和6年春期 問76
- 感圧式
- 光学式
- 静電容量方式
- 電磁誘導方式
分類
テクノロジ系 » ハードウェア » コンピュータ・入出力装置
正解
ウ
解説
- 感圧式(抵抗膜式)は、わずかなスキマを開けて配置された2つの抵抗膜が押されて接触し、通電することでタッチ位置を検出する方式です。ATMや駅の券売機、工場の操作画面など信頼性が求められる用途に使用されています。手袋をしていても操作できるのが特徴のひとつです。
- 光学式(赤外線式)は、画面の枠に備え付けられた赤外線投影装置などを用いて、赤外線の反射光などを測定することでタッチ位置を検出する方式です。大型化がしやすいというメリットがあります。
- 正しい。静電容量方式は、指が画面が近づいたときに生じる静電容量の変化によりタッチ位置を検出する方式です。画面の四隅で測定した電流量で座標を求める「表面型」と、格子状の2つの電極パターンで座標を求める「投影型」があります。スマートフォンやタブレットで採用されているのは後者の投影型です。投影型はマルチタッチに対応しています。
- 電磁誘導方式は、磁界を発生させる専用のペンなどを用いて、タッチした部分に生じる電磁誘導によりタッチ位置を検出する方式です。Appleペンシルなどがこの仕組みを採用しています。