データベース設計 (全38問中15問目)
No.15
関係データベースにおける外部キーに関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成29年秋期 問88
- 外部キーがもつ特性を,一意性制約という。
- 外部キーを設定したフィールドには,重複する値を設定することはできない。
- 一つの表に複数の外部キーを設定することができる。
- 複数のフィールドを,まとめて一つの外部キーとして設定することはできない。
分類
テクノロジ系 » データベース » データベース設計
正解
ウ
解説
外部キー(Foreign Key)は、関係データベースにおいて他の表を参照するために設定される列です。外部キーは参照する表の主キー列と同じ項目になります。
外部キーを設定された列は、参照先の列に存在しない値を設定できなくなります。また参照先の列は、外部の表から参照されている値がある場合、その値を含む行を更新したり削除したりできなくなります。この表間の整合性を保つための2つの制約を合わせて参照制約といいます。
外部キーを設定された列は、参照先の列に存在しない値を設定できなくなります。また参照先の列は、外部の表から参照されている値がある場合、その値を含む行を更新したり削除したりできなくなります。この表間の整合性を保つための2つの制約を合わせて参照制約といいます。
- 外部キー属性が持つ特性は"参照制約"です。一意性制約は主キーがもつ属性です。
- 外部キー属性には同じ値を設定できます。
- 正しい。下図に示すように、外部キーそれぞれが別表のある属性を参照する関係も許されます。
- 主キーと同様に外部キーも複数の属性から構成させることがあります。