データベース方式 (全10問中7問目)
No.7
データベース管理システムを利用する目的はどれか。
出典:平成23年秋期 問53
- OSがなくてもデータを利用可能にする。
- ディスク障害に備えたバックアップを不要にする。
- ネットワークで送受信するデータを暗号化する。
- 複数の利用者がデータの一貫性を確保しながら情報を共有する。
分類
テクノロジ系 » データベース » データベース方式
正解
エ
解説
データベース管理システム(DBMS:DataBase Management System)は、その名の通りデータベースの管理を目的としたソフトウェアです。
DBMSによって提供される機能のうち主要なものを列挙しておきます。
DBMSによって提供される機能のうち主要なものを列挙しておきます。
- 複数ユーザーからの同時アクセスを矛盾なく実行するトランザクション制御機能
- トランザクション障害、システム障害、記憶媒体の障害からの回復機能
- アクセス制御やデータの暗号化などによるセキュリティ機能
- 関係データベースにおけるSQLなどのデータベース言語機能
- DBMSはOS上で動作するソフトウェアです。OSがなくてはDBMSが動作しません。
- 記憶媒体の障害からの回復はバックアップファイルとログファイルがあってはじめて機能するので、バックアップは必要です。
- 通信回線上のデータ暗号化にはSSL,SSHなどのセキュアプロトコルを用います。
- 正しい。