データベース設計 (全38問中9問目)

No.9

売上伝票のデータを関係データベースの表で管理することを考える。売上伝票の表を設計するときに,表を構成するフィールドの関連性を分析し,データの重複及び不整合が発生しないように,複数の表に分ける作業はどれか。
  • 結合
  • 射影
  • 正規化
  • 排他制御

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

正規化とは、関係データベースを構築する際にデータの重複や矛盾を排除する目的で、 データ同士の関連を保ったまま表を分離していく作業です。正規化を行う主な目的は以下の3点です。
  1. データの冗長性(じょうちょうせい)の排除
  2. データの一貫性の確保と効率的なアクセスの実現
  3. 更新時に起きる異常や不整合を防止
したがって「ウ」が正解です。
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  • 結合は、複数の表を共通する属性で結合して1つの表にする操作です。
    87_2.png/image-size:315×230
  • 射影は、表から指定されたを抽出する操作です。
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  • 正しい。正規化は、データの重複や不整合が発生しないように、一定の規則に基づいて表を分離していく作業です。
  • 排他制御は、複数のトランザクションがデータベースを同時に参照・更新する際に、データの整合性を維持するための仕組みです。
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