ネットワーク方式 (全70問中2問目)

No.2

IoTエリアネットワークでも利用され,IoTデバイスからの無線通信をほかのIoTデバイスが中継することを繰り返し,リレー方式で通信をすることによって広範囲の通信を実現する技術はどれか。
  • GPS
  • MIMO
  • キャリアアグリゲーション
  • マルチホップ

分類

テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式

正解

解説

  • Global Positioning Systemの略。アメリカ合衆国が管理する数個の衛星によって地球上の現在位置を3次元(緯度・経度・高度)で測定し、受信機をもつ受信者が自身の現在位置を知ることができるシステムです。
  • Multiple Input Multiple Outputの略。無線通信において送信データを複数のストリームに分割し、それぞれを複数のアンテナで送受信することで高速に伝送する技術です。
  • キャリアアグリゲーションは、周波数帯の異なる複数の搬送波を束ねることで高速な無線通信を実現する仕組みです。キャリア(Carrier)は、運搬人という意味、アグリゲーション(aggregation)は、集約・集合という意味をもちます。
  • 正しい。マルチホップは、各端末がゲートウェイまでの通信を中継する機能です。IoTネットワークでは端末同士が直接通信できる距離は最大で500m程度ですが、マルチホップを用いることによって数km~数十km離れた基地局まで通信を届けることが可能になっています。
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