ネットワーク方式 (全70問中3問目)
No.3
IoTシステムにおけるエッジコンピューティングに関する記述として,最も適切なものはどれか。
出典:令和5年春期 問71
- IoTデバイスの増加によるIoTサーバの負荷を軽減するために,IoTデバイスに近いところで可能な限りのデータ処理を行う。
- 一定時間ごとに複数の取引をまとめたデータを作成し,そのデータに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって,データを相互に関連付け,改ざんすることを困難にすることによって,データの信頼性を高める。
- ネットワークの先にあるデータセンター上に集約されたコンピュータ資源を,ネットワークを介して遠隔地から利用する。
- 明示的にプログラミングすることなく,入力されたデータからコンピュータが新たな知識やルールを獲得できるようにする。
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式
正解
ア
解説
エッジコンピューティングは、利用者や端末と物理的に近い場所に処理装置を分散配置して、ネットワークの端点でデータ処理を行うシステム形態です。処理装置をクラウド上に中央配置する従来の方式と対比する意味で用いられます。
特にIoTシステムでは、多数のIoTデバイスからデータをクラウドにアップロードし、クラウド上の処理装置で処理した結果をIoTデバイスに返すという処理を行うと、リアルタイム性が損なわれたりネットワーク負荷が増大したりといった問題が起こります。エッジコンピューティングを採用し、IoTデバイスの近くに中間処理を行うIoTゲートウェイを配置することで、IoTサーバに送るデータ量を減らしたり、ネットワーク遅延を低減したりすることができるので、高いリアルタイム性が要求されるIoTに適した技術として注目されています。
したがって「ア」が正解です。
特にIoTシステムでは、多数のIoTデバイスからデータをクラウドにアップロードし、クラウド上の処理装置で処理した結果をIoTデバイスに返すという処理を行うと、リアルタイム性が損なわれたりネットワーク負荷が増大したりといった問題が起こります。エッジコンピューティングを採用し、IoTデバイスの近くに中間処理を行うIoTゲートウェイを配置することで、IoTサーバに送るデータ量を減らしたり、ネットワーク遅延を低減したりすることができるので、高いリアルタイム性が要求されるIoTに適した技術として注目されています。
したがって「ア」が正解です。
- 正しい。エッジコンピューティングの説明です。
- ブロックチェーンの説明です。
- クラウドコンピューティングの説明です。
- 機械学習の説明です。