ネットワーク応用 (全86問中49問目)
No.49
NAT(Network Address Translation)がもつ機能として,適切なものはどれか。
出典:平成27年秋期 問67
- IPアドレスをコンピュータのMACアドレスに対応付ける。
- IPアドレスをコンピュータのホスト名に変換する。
- コンピュータのホスト名をIPアドレスに変換する。
- プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに対応付ける。
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク応用
正解
エ
解説
NAT(Network Address Translation)は、企業や組織のネットワーク内で割り当てられているプライベートIPアドレスとインターネット上でのアドレスであるグローバルIPアドレスを1対1で相互に変換する技術です。
通常はルータに備わっている機能で、組織内のコンピュータがプライベートIPアドレスでインターネット上のWebサーバなどにアクセスしようとしたときに、ルータは送信データの送信元アドレスを保持しているグローバルIPアドレスに付け替えてリクエストを送信するとともに、その対応を記録しておきます。そしてWebサーバから返ってきたレスポンスをルータが受け取ると、宛先アドレスをグローバルIPアドレスからプライベートIPアドレスに付け替えてコンピュータに返します。ただし、「1対1」の対応のため複数の端末が同時にインターネットに接続する場合には、それに対応する数のグローバルIPアドレスが必要になります。この制限を回避するためにポート番号とIPアドレスを組合わせて変換することで、1つのグローバルIPアドレスで複数の端末が同時にインターネットに接続することができるNAPT(Network Address Port Translation)を使用するのが一般的です。
通常はルータに備わっている機能で、組織内のコンピュータがプライベートIPアドレスでインターネット上のWebサーバなどにアクセスしようとしたときに、ルータは送信データの送信元アドレスを保持しているグローバルIPアドレスに付け替えてリクエストを送信するとともに、その対応を記録しておきます。そしてWebサーバから返ってきたレスポンスをルータが受け取ると、宛先アドレスをグローバルIPアドレスからプライベートIPアドレスに付け替えてコンピュータに返します。ただし、「1対1」の対応のため複数の端末が同時にインターネットに接続する場合には、それに対応する数のグローバルIPアドレスが必要になります。この制限を回避するためにポート番号とIPアドレスを組合わせて変換することで、1つのグローバルIPアドレスで複数の端末が同時にインターネットに接続することができるNAPT(Network Address Port Translation)を使用するのが一般的です。
- ARP(Address Resolution Protocol)の機能です。
- DNS(Domain Name System)の機能です。
- DNSの機能です。
- 正しい。NATの機能です。