ネットワーク方式 (全70問中51問目)
No.51
隣の部屋に他社が引っ越してきた頃から,自社の無線LANの通信速度が低下した。原因を調査して,自社の無線LANの設定を変更することで,元の通信速度に戻った。このときに変更した内容として,適切なものはどれか。ここで,自社のESSIDは,その引っ越してきた他社のものとは異なる文字列である。
出典:平成27年春期 問71
- 暗号化のキー文字列を変更した。
- 暗号化の設定をWEPからWPA2に変更した。
- ステルス機能を設定した。
- 無線チャネルを変更した。
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式
正解
エ
解説
無線LANでは2.4GHz帯と5GHz帯が使用されます。
2.4GHz帯を使うIEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11nの規格では選択できるチャネルが 1~13 までと少なく、近くの無線LANネットワークで同じチャネルや近接するチャネルが使用されていると、電波干渉の発生により通信が不安定になる可能性があります。
このような場合には、使用するチャンネルを離れた数字に変更することで電波干渉の軽減が期待できます。通常であればアクセスポイントの不正使用による通信負荷の増大と考えることもできますが、この設問では「ESSIDは他社と異なる」と示されているので、"タダ乗り"や混信による負荷は発生していないと考えることができます。
したがって「エ」が正解です。
2.4GHz帯を使うIEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11nの規格では選択できるチャネルが 1~13 までと少なく、近くの無線LANネットワークで同じチャネルや近接するチャネルが使用されていると、電波干渉の発生により通信が不安定になる可能性があります。
このような場合には、使用するチャンネルを離れた数字に変更することで電波干渉の軽減が期待できます。通常であればアクセスポイントの不正使用による通信負荷の増大と考えることもできますが、この設問では「ESSIDは他社と異なる」と示されているので、"タダ乗り"や混信による負荷は発生していないと考えることができます。
したがって「エ」が正解です。