ネットワーク方式 (全70問中6問目)
No.6
無線LANルータにおいて,外部から持ち込まれた端末用に設けられた,"ゲストポート"や"ゲストSSID"などと呼ばれる機能によって実現できることの説明として,適切なものはどれか。
出典:令和4年春期 問68
- 端末から内部ネットワークには接続をさせず,インターネットにだけ接続する。
- 端末がマルウェアに感染していないかどうかを検査し,安全が確認された端末だけを接続する。
- 端末と無線LANルータのボタン操作だけで,端末から無線LANルータへの接続設定ができる。
- 端末のSSIDの設定欄を空欄にしておけば,SSIDが分からなくても無線LANルータに接続できる。
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式
正解
ア
解説
無線LANルータに用意されている"ゲストポート"や"ゲストSSID"は、来訪者などの外部の人が、無線LANルータを使って一時的にインターネットに接続したいという場面で使う機能です。"ゲストポート"は、接続先がインターネットのみに限定されていて、無線LANネットワーク上の他の機器や設定画面へのアクセスが禁止されています。このため、内部ネットワークのセキュリティを保ったまま、インターネット接続機能を提供することができます。
したがって「ア」が適切な記述です。
したがって「ア」が適切な記述です。
- 正しい。ゲストポートは、無線LANルータを介して内部ネットワークに接続させず、インターネットにだけ接続できる機能です。
- 検疫ネットワークの説明です。ゲストポートは、マルウェアの検査をする機能ではありません。
- WPS(Wi-Fi Protected Setup)の説明です。ベンダーによってはAOSS(AirStation One-Touch Secure System)や"らくらく無線スタート"という名称で同様の機能を提供しています。
- SSIDのANY接続の説明です。端末の検索でアクセスポイントが見つかりパスワードだけ入力すれば接続できるのは、ANY接続が許可されているからです。