情報セキュリティ管理 (全115問中104問目)
No.104
情報セキュリティに関して発生したインシデントのうち,可用性が損なわれる直接の原因となったものはどれか。
出典:平成23年特別 問64
- PCがウイルスに感染し,知らないうちにPC内の情報が流出した。
- 空調の故障で温度が上がり,サーバが停止した。
- サーバに不正侵入されて個人情報が盗まれた。
- ファイルの中の取引データの金額を誤って更新した。
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ管理
正解
イ
解説
情報セキュリティマネジメントは、「機密性」「完全性」「可用性」の3要素を維持・管理することを目的とします。
- 機密性(Confidentiality)
- 許可された正規のユーザーだけが情報にアクセスできる特性を示す
- 完全性(Integrity)
- 情報が完全で、改ざん・破壊されていない特性を示す
- 可用性(Availability)
- ユーザーが必要な時に、必要な機能を利用可能である特性を示す
- 機密性を損なうインシデントに分類されます。
- 正しい。サーバが停止することで、システムの機能が利用できない状態になるので、可用性を損なうインシデントに分類されます。
- 機密性を損なうインシデントに分類されます。
- 完全性を損なうインシデントに分類されます。