情報セキュリティ対策・実装技術 (全218問中117問目)
No.117
ブラウザとWebサーバ間の通信プロトコルを,HTTPからHTTPSに変更した。これによって実現できることとして,適切なものはどれか。
出典:平成28年春期 問56
- クライアントPCとWebサーバ間の通信速度の向上
- コンピュータウイルス感染の防止
- 通信の機密性の確保
- ブラウザの表示速度の向上
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策・実装技術
正解
ウ
解説
HTTPS(HTTP over SSL/TLS)は、WebサーバとWebブラウザがデータを安全に送受信するために、SSL/TLSプロトコルによって生成されるセキュアな通信路上でデータのやり取り(HTTP通信)を行う方式です。HTTPSを用いるとWebサーバ-Webブラウザ間の通信が全て暗号化されるため、盗聴や改ざん等の攻撃から通信を保護することができます。
従来は個人情報の送信やクレジット決済、ログインの際というように限定的に使用されていましたが、最近では全てのページでのHTTPS接続を推奨する動きが強まっています。
したがって正解は「ウ」です。
従来は個人情報の送信やクレジット決済、ログインの際というように限定的に使用されていましたが、最近では全てのページでのHTTPS接続を推奨する動きが強まっています。
したがって正解は「ウ」です。