情報セキュリティ対策・実装技術 (全218問中170問目)
No.170
無線LANのセキュリティにおいて,アクセスポイントが接続要求を受け取ったときに,端末固有の情報を基にアクセス制御を行う仕組みはどれか。
出典:平成25年秋期 問81
- ESSID
- MACアドレスフィルタリング
- WEP
- WPA
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策・実装技術
正解
イ
解説
- ESSIDは、アクセスポイントと端末にそれぞれ同じ識別子を設定し、識別子が一致する機器同士しか通信ができないようにすることで無線LANのアクセス制御を行う仕組み、またはその設定される識別子のことです。
- 正しい。MACアドレスフィルタリングは、無線LANのアクセスポイントに正当なユーザーのMACアドレスを登録しておくことで、正当なユーザー以外のアクセスを拒否する機能です。
- Wired Equivalent Privacyの略。IEEE802.11無線ネットワークでRC4アルゴリズムを用いて暗号化通信を行うための機能です。RC4に脆弱性があり容易に解読可能であるため現在では使用されていません。
- Wi-Fi Protected Accessの略。無線LANの業界団体Wi-Fi Allianceが2002年10月に発表した無線LANの暗号化方式です。WEPを強化したTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)を採用することでセキュリティを高めています。