情報セキュリティ (全74問中19問目)
No.19
攻撃者が他人のPCにランサムウェアを感染させる狙いはどれか。
出典:令和元年秋期 問98
- PC内の個人情報をネットワーク経由で入手する。
- PC内のファイルを使用不能にし,解除と引換えに金銭を得る。
- PCのキーボードで入力された文字列を,ネットワーク経由で入手する。
- PCへの動作指示をネットワーク経由で送り,PCを不正に操作する。
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
イ
解説
ランサムウェアは、身代金を意味する ransom とソフトウェアの語尾に付ける ware を合わせた造語で、感染したコンピュータのデータを勝手に暗号化して、システムへのアクセスを制限されたユーザーに対し元に戻すための復元プログラムを買うように迫るマルウェアです。コンピュータのデータを人質にとり、金銭を要求する動作から「身代金要求型ウイルス」とも呼ばれます。たとえ金銭を支払ってもデータが元に戻る保証はなく、最悪の場合はOSのリカバリによって回復させるしかありません。データ保護のためには、セキュリティアップデートを速やかに適用してセキュリティホールを塞ぐことと併せて、定期的なバックアップの実施が望まれます。
したがって「イ」が正解です。
したがって「イ」が正解です。
- スパイウェアの目的です。
- 正しい。ランサムウェアの目的です。
- キーロガーの目的です。
- ボットの目的です。