情報セキュリティ対策・実装技術 (全218問中36問目)
No.36
IoTデバイスに関わるリスク対策のうち,IoTデバイスが盗まれた場合の耐タンパ性を高めることができるものはどれか。
出典:令和3年春期 問73
- IoTデバイスとIoTサーバ間の通信を暗号化する。
- IoTデバイス内のデータを,暗号鍵を内蔵するセキュリティチップを使って暗号化する。
- IoTデバイスに最新のセキュリティパッチを速やかに適用する。
- IoTデバイスへのログインパスワードを初期値から変更する。
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策・実装技術
正解
イ
解説
耐タンパ性は、ハードウェアやソフトウェアのセキュリティレベルを表す指標で、外部からの物理的接触により機器内部の構造を不当に解析・改変したり、重要データを取り出そうとしたりする行為に対してどの程度の耐性を有するかを表します。タンパー(tamper)には「変更する」「改ざんする」「弄る」などの意味があります。
IoTデバイスの耐タンパ性は、機密データの守秘性を高める、内部動作の解析を困難にする、分解すると壊れるようにすることで向上しますから、「イ」の内部データの暗号化が正解となります。
IoTデバイスの耐タンパ性は、機密データの守秘性を高める、内部動作の解析を困難にする、分解すると壊れるようにすることで向上しますから、「イ」の内部データの暗号化が正解となります。