情報セキュリティ対策・実装技術 (全218問中47問目)
No.47
ハードウェアなどに対して外部から不正に行われる内部データの改ざんや解読,取出しなどがされにくくなっている性質を表すものはどれか。
出典:令和2年秋期 問90
- 可用性
- 信頼性
- 責任追跡性
- 耐タンパ性
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策・実装技術
正解
エ
解説
耐タンパ性とは、ハードウェアやソフトウェアのセキュリティレベルを表す指標で、外部からの物理的接触により機器内部の構造を不当に解析・改変したり、重要データを取り出そうとしたりする行為に対してどの程度の耐性を有するかを表します。
チップ内部を物理的に解析しようとすると内部回路が破壊されるようにする、信号の読み出し用プローブの取付けを検出するとICチップ内の保存情報を消去する回路を設けるなどが耐タンパ性を高める施策です。
チップ内部を物理的に解析しようとすると内部回路が破壊されるようにする、信号の読み出し用プローブの取付けを検出するとICチップ内の保存情報を消去する回路を設けるなどが耐タンパ性を高める施策です。
- 可用性は、障害が発生しても安定したサービスを提供でき、ユーザーが必要な時にシステムを利用可能である特性を示します。
- 信頼性は、システムがどれだけ安定して稼働するかを表す度合いを示す能力です。一般に障害や不具合の起こりにくさを表します。
- 責任追跡性は、利用者やプロセスとそれらが行った動作を一意に追跡できる特性を示します。
- 正しい。耐タンパ性は、内部データに対する外部からの不正アクセスに耐える強さを示します。