情報セキュリティ対策・実装技術 (全218問中51問目)

No.51

複数の取引記録をまとめたデータを順次作成するときに,そのデータに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって,データを相互に関連付け,取引記録を矛盾なく改ざんすることを困難にすることで,データの信頼性を高める技術はどれか。
  • LPWA
  • SDN
  • エッジコンピューティング
  • ブロックチェーン

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策・実装技術

正解

解説

ブロックチェーンは、"ブロック"と呼ばれる幾つかの取引データをまとめた単位をハッシュ関数で鎖のように繋ぐことによって、台帳を形成し、P2Pネットワークで管理する技術です。分散型台帳技術とも呼ばれます。
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暗号資産(仮想通貨)の基盤技術として有名ですが、その他の多くの分野に適用可能であり、金融分野や流通分野及びスマートコントラクト(自動契約)などへの応用が期待されています。

ブロックチェーンの強みとして以下の3点を覚えておくとよいと思います。
  • 不正取引・改ざんができない
  • 分散管理なので障害に強い
  • 運用コストが安い
  • Low Power Wide Areaの略。省電力・広範囲を特徴とする無線通信規格で、IoTネットワークでの活用が期待されています。
  • Software-Defined Networkingの略。データ転送と経路制御の機能を論理的に分離し、ソフトウェア制御による動的で柔軟なネットワークを作り上げる技術全般を意味します。
  • エッジコンピューティングは、利用者や端末と物理的に近い場所に処理装置を分散配置して、ネットワークの端点でデータ処理を行う技術の総称です。
  • 正しい。ブロックチェーンは、ハッシュ値によってブロック同士を関連付け、履歴の改ざんを難しくする技術です。
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