システム開発技術 (全121問中35問目)
No.35
自社で使用する情報システムの開発を外部へ委託した。受入れテストに関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成27年春期 問34
- 委託先が行うシステムテストで不具合が報告されない場合,受入れテストを実施せずに合格とする。
- 委託先に受入れテストの計画と実施を依頼しなければならない。
- 委託先の支援を受けるなどし,自社が受入れテストを実施する。
- 自社で受入れテストを実施し,委託先がテスト結果の合否を判定する。
分類
マネジメント系 » システム開発技術 » システム開発技術
正解
ウ
解説
受入れテストは、開発の外部委託において、委託先から成果物が納品される際に成果物の品質を確保するために実施されるテストです。
受入れテストは、発注側によって作成されたテスト計画や合否判断をもとに発注側の主導で行われていることが重要です。もし委託先の主導で受入れテストが行われた場合は、テストが疎かになったり、要求したものと異なるシステムが納品されてしまう可能性が高まるからです。
したがって正解は「ウ」です。
受入れテストは、発注側によって作成されたテスト計画や合否判断をもとに発注側の主導で行われていることが重要です。もし委託先の主導で受入れテストが行われた場合は、テストが疎かになったり、要求したものと異なるシステムが納品されてしまう可能性が高まるからです。
したがって正解は「ウ」です。
- 納品されるシステムの品質を確保するためにも受入れテストは必ず実施しなくてはなりません。
- 受入れテストの計画と実施は発注側の主導で行います。
- 正しい。発注側で実施しているので適切です。
- 合否判断の基準も発注側で行う必要があります。