開発プロセス・手法 (全42問中11問目)

No.11

開発担当者と運用担当者がお互いに協調し合い,バージョン管理や本番移行に関する自動化のツールなどを積極的に取り入れることによって,仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応できるようにする取組を表す用語として,最も適切なものはどれか。
  • DevOps
  • WBS
  • プロトタイピング
  • ペアプログラミング

分類

マネジメント系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法

正解

解説

DevOps(デブオプス)は、開発を意味する Development と運用を意味する Operations を組み合わせた造語で、開発担当チームと運用担当チームが緊密に協力・連携し、自動化ツールなどを活用して柔軟かつスピーディに開発を進めるソフトウェア開発手法です。

自動でビルドとテストを行う「継続的インテグレーション」、常にリリース可能な状態を維持する「継続的デリバリ」、コードの変更を自動的に本番環境にリリースする「継続的デプロイメント」の3つのプラクティスを適用することにより、開発効率の向上、迅速なリリース、信頼性の向上、共同作業による文化の醸成などの効果が期待できます。
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  • 正しい。"開発者と運用者の協調"・"自動化ツール"のキーワードより、DevOpsに関する記述であるとわかります。
  • Work Breakdown Structureの略。プロジェクト目標を達成し、必要な成果物を過不足なく作成するために、プロジェクトチームが実行すべき作業を、成果物を主体に階層的に要素分解したものです。
  • プロトタイピングは、開発の早い段階から試作品(プロトタイプ)を作り、利用者の確認を得ながら開発を進めていく手法です。試作品を作ることでシステムについての誤解を早い段階で発見できるため、下流工程での手戻りの可能性を少なくすることができます。
  • ペアプログラミングは、二人一組でプログラムの実装を行い、一人が実際のコードをコンピュータに打ち込み、もう一人はそれをチェックしながらナビゲートするという役割を随時交代しながら作業を進める手法です。
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