開発プロセス・手法 (全42問中17問目)
No.17
ソフトウェア開発におけるDevOpsに関する記述として,最も適切なものはどれか。
出典:令和元年秋期 問55
- 開発側が重要な機能のプロトタイプを作成し,顧客とともにその性能を実測して妥当性を評価する。
- 開発側と運用側が密接に連携し,自動化ツールなどを活用して機能などの導入や更新を迅速に進める。
- 開発側のプロジェクトマネージャが,開発の各工程でその工程の完了を判断した上で次工程に進む方式で,ソフトウェアの開発を行う。
- 利用者のニーズの変化に柔軟に対応するために,開発側がソフトウェアを小さな単位に分割し,固定した期間で繰り返しながら開発する。
分類
マネジメント系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法
正解
イ
解説
DevOps(デブオプス)は、開発を意味する Development と運用を意味する Operations を組み合わせた造語で、開発担当チームと運用担当チームが緊密に協力・連携し、自動化ツールなどを活用して柔軟かつスピーディに開発を進めるソフトウェア開発手法です。
自動でビルドとテストを行う「継続的インテグレーション」、常にリリース可能な状態を維持する「継続的デリバリ」、コードの変更を自動的に本番環境にリリースする「継続的デプロイメント」の3つのプラクティスを適用することにより、開発効率の向上、迅速なリリース、信頼性の向上、共同作業による文化の醸成などの効果が期待できます。
自動でビルドとテストを行う「継続的インテグレーション」、常にリリース可能な状態を維持する「継続的デリバリ」、コードの変更を自動的に本番環境にリリースする「継続的デプロイメント」の3つのプラクティスを適用することにより、開発効率の向上、迅速なリリース、信頼性の向上、共同作業による文化の醸成などの効果が期待できます。
- プロトタイプ開発の説明です。
- 正しい。"開発側と運用側の連携"・"自動化ツール"のキーワードより、DevOpsに関する記述であるとわかります。
- ウォーターフォール開発の説明です。
- アジャイル開発の説明です。