開発プロセス・手法 (全42問中33問目)
No.33
次のa~dのうち,オブジェクト指向の基本概念として適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- クラス
- 継承
- データの正規化
- ホワイトボックステスト
出典:平成24年秋期 問45
- a,b
- a,c
- b,c
- c,d
分類
マネジメント系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法
正解
ア
解説
オブジェクト指向は、システムの構築や設計で、処理を行うものや処理の対象となるもの(オブジェクト)同士のやり取りの関係としてシステムを捉える考え方です。オブジェクト指向の考え方を取り入れたプログラム言語(オブジェクト指向言語)には、C++, Javaなどがありカプセル化,継承,多態性などの特徴をもっています。
- 正しい。クラスは、オブジェクトに共通するデータ属性とメソッド(手続き)を一つにまとめて定義したものです。
- 正しい。継承は、オブジェクト指向において、あるクラスが上位クラスの特性を引き継ぐことをいいます。
- 誤り。データの正規化は、データベースを設計するときにデータの冗長性を排除して、データの一貫性や整合性を図ることです。
- 誤り。ホワイトボックステストは、プログラムやモジュールの単体テストとして実施されるテスト手法です。