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ITパスポート令和元年秋期 問57
問57
サーバの仮想化技術において,あるハードウェアで稼働している仮想化されたサーバを停止することなく別のハードウェアに移動させ,移動前の状態から引き続きサーバの処理を継続させる技術を何と呼ぶか。
- ストリーミング
- デジタルサイネージ
- プラグアンドプレイ
- ライブマイグレーション
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの構成
正解
エ
解説
ライブマイグレーション(Live Migration)は、ある物理サーバ上で稼働している仮想マシンを、OSやソフトウェアを停止させることなく別の物理サーバに移し替え、処理を継続させる技術です。切り替えによるダウンタイムはほとんどゼロで、移動前の処理やセッションが全て引き継がれるため可用性を損なうことがありません。
"Migration"には「移動」や「移住」などの意味があり、"live"は「生で」「生の」と訳されるので、2つを繋げた"Live Migration"は、アプリケーションを実行状態のまま移動させる技術ということを表しています。
"Migration"には「移動」や「移住」などの意味があり、"live"は「生で」「生の」と訳されるので、2つを繋げた"Live Migration"は、アプリケーションを実行状態のまま移動させる技術ということを表しています。
- ストリーミングは、主に音声や動画などマルチメディアファイルについて、データをダウンロードをしながら順次再生をする方式です。
- デジタルサイネージは、デジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクタなどに映像や情報を表示する広告媒体のことです。店舗や屋外に設置されているのをよく見ます。
- プラグアンドプレイは、周辺機器を接続するのと同時に、自動的にPCがそれを認識しデバイスドライバのインストールと設定を行う機能です。
- 正しい。ライブマイグレーションは、仮想サーバを停止することなく別の物理サーバ上へ移動させ、処理を継続させる技術です。