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オリジナル予想問題1 問51
問51
Y社の本社及び2つの営業所を結ぶ各通信回線の稼働率は以下の図のとおりである。本社から営業所Aに通信をする方法は,①の回線を直接使う方法と営業所Bを経由して行う②の方法の2通りがあるとする。本社から営業所Aへ通信をする場合の稼働率を0.95以上にしたい場合,営業所Aと営業所Bを結ぶ通信回線の稼働率は最低いくつ以上でなければならないか。
- 0.77
- 0.84
- 0.87
- 0.92
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
イ
解説
営業所Aと営業所B間の稼働率を、Pとおくと、
本社と営業所Aをつなぐ①の回線の稼働率は0.8、営業所Bと経由して営業所Aにつなぐ②の回線の稼働率は0.9×P=0.9Pと表せます。
①と②のどちらかが正常であれば、本社から営業所Aへの通信は可能ですので、2つの回線を並列のシステムの稼働率を求める式に当てはめて、
1-(1-0.8)×(1-0.9P)
として、目標である稼働率0.95との方程式にすると、
1-(1-0.8)×(1-0.9P)≧0.95
1-0.2×(1-0.9P)≧0.95
1-0.2+0.18P≧0.95
0.18P≧0.95-0.8
0.18P≧0.15
P≧0.83333…
問題文には"最低いくつ以上"という条件がありますので、0.83333…以上であり最も近い数値である0.84が正解となります。
本社と営業所Aをつなぐ①の回線の稼働率は0.8、営業所Bと経由して営業所Aにつなぐ②の回線の稼働率は0.9×P=0.9Pと表せます。
①と②のどちらかが正常であれば、本社から営業所Aへの通信は可能ですので、2つの回線を並列のシステムの稼働率を求める式に当てはめて、
1-(1-0.8)×(1-0.9P)
として、目標である稼働率0.95との方程式にすると、
1-(1-0.8)×(1-0.9P)≧0.95
1-0.2×(1-0.9P)≧0.95
1-0.2+0.18P≧0.95
0.18P≧0.95-0.8
0.18P≧0.15
P≧0.83333…
問題文には"最低いくつ以上"という条件がありますので、0.83333…以上であり最も近い数値である0.84が正解となります。