ITパスポート 試験情報＆徹底解説

統計で使われる各代表値の意味を確認しておきましょう。

平均値

データ全体の合計をデータの個数で割った値のこと。

メジアン(中央値)

データを昇順または降順に並べた場合に中央に位置する値のこと。
データ数が偶数の場合には、中央に位置する2つの値を足して2で割った値となります。

モード(最頻値)

データの中で最も多く出現する値のこと。

各値は以下のように求められます。

[平均値]
　(11＋14＋19＋23＋27＋35＋35＋44)÷8＝26

[メジアン]
問題文のデータはすでに昇順に整列されていて、データ個数が偶数(8)なので、中央の2つの値23、27を足して2で割ります。

　(23＋27)÷2＝25

[モード]
データの中で最も多く出現する値は、唯一2つ出現している 35 です。

各代表値の大小を比べると、

　メジアン(25)＜ 平均値(26)＜ モード(35)

になります。したがって「ア」が正解です。