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初級シスアド平成20年秋期 問10
問10
仮想記憶機能をもつサーバで新しいプログラムを追加して実行したところ,スワッピングが多発し,以前から動作しているプログラムの処理効率が低下した。解決策として,最も適切なものはどれか。
- 高速なCPUに変更する。
- 高速な主記憶に変更する。
- 磁気ディスク装置を増設し,補助記憶の容量を拡大する。
- 主記憶を増設する。
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
エ
解説
スワッピングとは、主記憶上で長い間待ち状態となっているプログラムのメモリ内容をそのまま補助ディスク装置に移動させ、主記憶を空ける操作のことです。この時ディスクに書き出されたファイルをスワップファイルといいます。
スワッピングが多発しているということは、主記憶の空き領域が不足し主記憶と補助記憶の間で実行プログラムの切替えが頻発している状態であると推測できます。スワッピングが多発すると、CPUの能力がスワッピング処理に奪われるため処理効率を低下させる原因になっています。主記憶の空き領域に余裕があればスワッピングの頻度は下がるため、主記憶を増設することが解決法となります。
したがって「エ」が正解です。
スワッピングが多発しているということは、主記憶の空き領域が不足し主記憶と補助記憶の間で実行プログラムの切替えが頻発している状態であると推測できます。スワッピングが多発すると、CPUの能力がスワッピング処理に奪われるため処理効率を低下させる原因になっています。主記憶の空き領域に余裕があればスワッピングの頻度は下がるため、主記憶を増設することが解決法となります。
したがって「エ」が正解です。